屋島の戦いの解説
屋島の戦いは、1185年(元暦二年二月十九日)に讃岐国 屋島で行われた合戦です。暴風を突いて屋島へ渡った義経が、火攻めで平家を海上へ追う。竿頭の扇を射た那須与一の名場面。
- 年
- 1185年(元暦二年二月十九日)
- 場所
- 讃岐国 屋島
- 時代
- 平安時代末
合戦の経過
- 渡海 暴風を、衝く
元暦二年二月。義経はわずか五艘、百五十騎で阿波の勝浦に上陸した。暴風で誰もが船を出すのをためらう中、それを逆手に取っての渡海であった。海路二日の道を、ひと晩で駆け抜ける。
- 火攻め 民家を焼く
屋島の内裏を守る平家は、源氏は海から来ると信じていた。だが義経は背後の陸から現れ、民家に火を放つ。立ちのぼる煙を大軍来襲と見た平家は、慌てて内裏を捨て、安徳帝を奉じて船へ逃れた。
- 奇襲 内裏へ、なだれ込む
わずかな手勢と知られる前に――義経はためらわず内裏へ突入する。源氏はわずか、と見抜いた平家が船から取って返し、汀で激しい攻防が始まった。佐藤継信が義経の盾となって討たれる。
- 弓流し 教経の追撃、弓流し
平家の強弓・教経が義経ただ一人を狙う。波打ち際で義経は弓を海へ取り落とすが、敵に拾われ「源氏の大将は非力」と笑われるのを恥じ、危険を冒して拾い上げた――世にいう弓流し。
- 扇の的 那須与一、扇を射る
日暮れ、いったん戦が止む。平家方の小舟が、竿の先に紅の扇を掲げて「射てみよ」と挑む。揺れる舟、揺れる的。源氏が選んだ若武者・那須与一は、波間に馬を進め――ひょうと放った矢が、扇の要を射抜いた。
- 彦島へ 最後の海へ
敵味方を問わず、矢の妙技に喚声が上がった。だが屋島はもはや守れない。平家は本拠を捨て、長門の彦島へと退いていく。源平の決着をつける最後の舞台――壇ノ浦は、もう目の前であった。
登場する武将・部隊
よくある質問
- 屋島の戦いとは何ですか?
- 暴風を突いて屋島へ渡った義経が、火攻めで平家を海上へ追う。竿頭の扇を射た那須与一の名場面。
- 屋島の戦いはいつ・どこで起きましたか?
- 1185年、讃岐国 屋島(元暦二年二月十九日)で起きた合戦です。
- 屋島の戦いでは誰が戦いましたか?
- 源氏の源義経、平家の平宗盛らが戦いました。
- 屋島の戦いを3Dで見られますか?
- はい。このページで約3分の3D俯瞰演出として無料でご覧いただけます。布陣・軍勢の動き・勝敗の流れを直感的に追えます。